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Macbook Proにテンキーを

Macbook Proのキーボードからの数字入力も慣れてくればそれほどの苦痛ではなくなってきたのですが、エクセルなどで大量のデータ入力などの際には、さすがに音を上げてしまいます。
あれこれとUSBだとかワイヤレスだとかのテンキーを探してみたりもしたのですが、いまいち納得ができません。commandキーやoptionキーなどとの組み合わせで機能するのかなど、不安要素は幾つかあります。
そんな時、5〜6年前くらいでしたか、iPod Touchでテンキー入力ができていた記憶が蘇ってきました。結局、iPod Touchの置き場所というか配置がマウスの位置とかぶるので定着はしなかったのですが、今回はなんとか工夫のしようもありそうです。
で、発掘した(?)のがiPod Touchの第1世代でした。iTunesで見るとプロダクトタイプが「iPod1,1」となっていますので、間違いなく第1世代ですね。となると、春頃に買った記憶があるので2008年春のことですね。すっかり第1世代はパスして第2世代を買ったと思っていたのですが、記憶っていい加減なものです。

■掘り起こしたはいいが、果たして使えるのか?

完全にバッテリーも上がっていましたが接続するとも問題なく通電でき、充電もできたので、iTunesでリストアしました。できるんですねこんな古い機種でも。リストアできる最新OSが3.1.3で、現役だった頃のアプリケーション類はほとんど消えています。現行のiOSのバージョンが8.3ですからこのギャップがどうなるのか?
先ずは、現役のアプリケーションの中から、テンキー機能のものを探してみることにしました。

・iNumKeyPadFree – WiFi numeric keypad
<https://itunes.apple.com/jp/app/inumkeypadfree-wifi-numeric/id358638852?mt=8>
<http://www.mbpowertools.net/iDevices/Home.html>
<http://www.mbpowertools.net/iDevices/Download.html>

screen480x480_programView1_273431.png

先ずはフリーバージョンがあるというので試しにインストールしてみました。Num Lockが付いていて、オフィス系では便利かもしれないなと思いつつ繋いでみました。iOS 3.1.3で動作すること自体が驚きなのですが、それなりに起動して、Macbook Proと接続できました。
ところが、入力をMacbook Pro側に反映させるタイムラグがものすごいことになります。
適当に10桁入力すると最初の1桁目が反映されるのに数秒、残りは取りこぼしも発生し、軽く30秒は無反応の後に歩くくらいの感覚で反映されます。う〜ん、実に、使えません。多分、iOS 3.1.3でハードウェアが2007年のものだというころに原因があるのでしょう。現行のiOS搭載マシンではきちんと動作するんだと思います。

・NumPad Remote<http://mediaware.sk/ware/?page_id=487>

iNumKeyPadFreeで若干くじけてしまったので、試用もできないまま、360円を支払う気になれません。他に手立てが亡くなった時にもう一回考えます。

・NumberKey Connect.app – NumberKey Free<http://www.forest.impress.co.jp/docs/review/20091215_335847.html>

写真

2009年に使っていたのは「NumberKey Free」という名前でした。あのバルミューダがリリースしていたんですね。バルミューダのサポートページ<http://www.balmuda.com/jp/support/category/numberkey>は見つけて、NumberKey Connect.appはダウンロードしたのですが、「.ipa」ファイルがどうしても見つけられません。
2009年当時のバックアップディスクを掘り出すことにしました。
無事ゴミの山からのサルベージに成功して、「NumberKey Free.ipa」ファイルをインストールしてみると、案の定というか予想通りというか無事動作しました。2009年作のNumberKey Connect.appがOS X 10.10 Yosemiteで動作するのも嬉しいところです。
こちらはタイムラグもなく、command、option、shiftキーとのコンビネーションも機能します。

■iNumKeyPadFreeの名誉回復のために再インストール

iPad2であれば動くのではないかと思い、一旦捨てたiNumKeyPadFreeを接続用のアプリケーション「iReceiver.app」と併せて再度ダウンロードしてインストールしてみました。
iPad2では問題なく動作しました。
いま一度と思い、iPod Touch 1st gen.にも入れてみたところ、今度は正常に動作し、タイムラグもなく動きました。
前回のギクシャクはなんだったんだろうという結果です。
「Num lock」を使えば、カーソルキーとしても機能しますので、その辺がメリットであればこれもありでしょう。
1点残念なことは「*」キーが「(」に変わってしまうことで、現時点で解決策が見当たりません。

結論として、多分(?)「NumberKey Free」を使うことになるでしょう。
「NumKeyPadFree」は、iPod Touch 1st gen.の画面ではキーサイズが小さく感じます。
iPhone5, 6では問題ないのでしょうね。

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backupList+.app v.8.5ー追補

先日、リリースされたばかりのbackuplist+.app v.8.5で発生したエラーについて報告しましたが、その後、検証とまではいきませんが少々のテストを繰り返してみましたので、そのレポートです。

■Advanced option設定を使わなければ、ほぼ正常に動作します

bl+

図の赤い四角枠で囲った部分を設定すると、backuplist+.app v.8.5が‘rsync’に設定値を引き渡す際に、ソースパスを正常に渡せないという症状のようです。
‘include paths’のチェクボックスとリンクする機能実装の部分が怪しいです。
従って、Advanced option設定は使用しないで、デフォルトの設定のまま使用すればOKだということになります。
幸いなことに、‘Exclude’は正常に動作しますので、「同期/追加」モードに除外アイテムを設定したバックアップでは想定通りに使えることになります。

私の環境では、‘rsync’ 3.1.1のパッケージをダウンロードしてきてMac OS Xのメタデータを保管するパッチを適用するまではエラーなしで‘configure’までは行けるのですが、‘make’すると幾つかのエラーで止まってしまうという状態が続いていたので、なかなか‘rsync’ 3.1.1へ移行できなかったのですが、症状を理解して使う分には、‘rsync’ 3.1.1の恩恵(?)に与れるということになります。

この際、少し横着をして‘rsync’ 3.1.1のコンパイルを諦め、backuplist+.app v.8.5のパッケージにバインドされている‘rsync’ 3.1.1を‘/usr/local/bin/’にコピーしてしまうことになりそうです。

backupList+.app v.8.5

漸くベータが取れたbackupList+.app v.8.5が出たようです。

bl+

私は、今朝方、MacUpdate.comのページでv.8.5リリースを知って、MacUpdate.com経由でダウンロードしましたが、作者のホームページでは未だベータの記事のままで、更新がなされていない状態となっていて、ダウンロードリンクも見当たらない様子です。

そこで、下記に直接ダウンロードリンクを記しています。

■ダウンロードリンク

<http://rdutoit.home.comcast.net/~rdutoit/pub/backuplist85.dmg>

■更新内容
アプリケーションにバインドされたヘルプファイルから、変更点を引用しておきます。

Backuplist+ 8.5 is an important update for all users with OS 10.8 and above.
The following changes have been made:

Fixed a bug causing backuplist+ to freeze during backups with root access enabled.
Completely rewritten with ARC Memory management and other code improvements
Changed the layout of settings so they are now grouped by backup type which is more intuitive and avoids option conflicts.
Changed the way backupList+ uses administrator privileges to run rsync.
There is now a separate scheduler application which runs from the Main menu bar, in background.
New feature: you can now choose to save deleted/changed files on the destination in dated archives on destination. See Settings..
New feature: you can choose to create a Recovery HD partition on the destination volume when cloning a volume. See Clone Settings…
New Fetaure: You can now prune archives or incremental backups when they get too large… See Settings…
backupList+ now uses the unique disk id (UUID) to verify the destination as the correct one. You can turn this off in Preferences.
Latest custom build of rsync 3.1.1 optimized for OS X.

なにより有り難いのは、rsync 3.1.1がカスタムビルドされてバインドされていることでしょうか。
8.5ベータ版では、rsync 3.1.1をメイクしてバインドすると、Signatureの関係からか、“改変された”というアラートが出て起動できなくなっていましたので、普通にrsync 3.1.1で使えるという点だけでも有り難いところです。

ということで、取り急ぎメモとして記しておきます。

■追記–2015.03.10
昨日は、デフォルトのまま同期バックアップで使ってみただけでしたが、‘Advanced option’の‘Expert option’を使用すると、ソースパスをユーザディレクトリに設定してるにもかかわらず起動ボリュームの‘/’以下を根こそぎ持って行ってしまうということがおきました。
また、コピー元に古いファイルがあった場合は削除しないというオプション設定でも誤動作が確認できました。
このバージョンの使用はちょっと待ったほうがいいかもしれません。

ローカルDNSキャッシュをフラッシュする方法

OS Xのバージョンが変わるごとといってもいいくらいに方法が変わるので、ここでメモしておきます。

▪️OSX 10.10 Yosemite

$ sudo discoveryutil udnsflushcaches

▪️OSX 10.9 Mavericks

$ dscacheutil -flushcache; sudo killall -HUP mDNSResponder

▪️OSX 10.7 – 10.8

$ sudo killall -HUP mDNSResponder

▪️OSX 10.5 – 10.6

$ sudo dscacheutil -flushcache

OS X 10.10 Yosemiteで「ことえり」は消えた? ラ行を「l」キーでも入力できるようにする

つい、迂闊にもYosemiteに上げてしまったのですが、困惑したのは、アイコンやフォント/インターフェース周りやメモリ関連、通知センター、iCoudなどなどではなく、日本語入力の方でした。
なんと、ラ行が「l」キーで入力出来なくなっていて、ユーザ辞書も飛んでいました。

▪️ユーザ辞書のコピー
ユーザ辞書は、10.9 Mavericksから引っ張って来ることにしました。
10.9 Mavericksの「システム環境設定」の“キーボード”の“ユーザ辞書タブ”を表示して、ユーザ辞書リストのアイテムを全選択し、マウスでドラッグアンドドロップでデスクトップなどにドロップすれば「ユーザ辞書.plist」ファイルが出来上がりますので、それを、OS X 10.10 Yosemite上で同じように「システム環境設定」の“キーボード”の“ユーザ辞書タブ”を表示して、ブランクになっているリストペインにドロップすればコピーされます。

▪️追加辞書の設定
追加辞書も消えているので、再読み込みさせます。
10.9 Mavericks上では‘~/Library/Dictionaries/’の中にあったユーザ辞書ファイルを、OS X 10.10 Yosemite上で「システム環境設定」の“キーボード”の“入力ソース”タブの右側のペインの下の方に“追加辞書”の項目があるので、この欄内にそれぞれの追加辞書ファイルをドロップします。追加辞書ファイルは、それぞれ、‘~/Library/Dictionaries/JapaneseInputMethod/’フォルダ内に「.dictionarydata」という拡張子を持ったファイルとしてコピーされるはずです。

▪️ラ行を「l」キーでも入力できるようにする
OS X 10.10 Yosemiteでは、“日本語入力エンジン「ことえり」を終了し、新しい「日本語IM」を新採用”<http://www.macotakara.jp/blog/mac_os_x/entry-24770.html>ということのようです。
ことえりのはるか以前から、ラ行を「l」キーでも入力するという習慣がついてしまっているので、今更変更が効きづらいというか変えたくないので、なんとかしたいものです。
色々と探してみると、‘/System/Library/Input Methods/’以下に、‘JapaneseIM.app’というものがあり、そのバンドルパッケージ内に設定ファイルがありました。
‘JapaneseIM.app’は、‘/System/Library/Input Methods/JapaneseIM.app/Contents/Resources’にある ‘RomajiRule_Default.txt’を設定ファイルとして読み込んでいるようです。

ScreenShot 2014-11-02 5.38.16

‘RomajiRule_Default.txt’をTextWranglerで読み込んでみると、確かに「la li lu le lo」は「ぁぃぅぇぉ」となるように設定されています。
この‘RomajiRule_Default.txt’を書き換えるのも一つの方法ですが、図を見るとわかるように同じディレクトリに‘RomajiRule_Kotoeri.txt’というファイルもあるので開いてみると、従来のことえりの設定がそのまま記述されていました。そこで、‘RomajiRule_Default.txt’に手を加えるのではなく、‘RomajiRule_Kotoeri.txt’->‘RomajiRule_Default.txt’へ複製してしまうことで対処することにしました。
ターミナルからでは、

$ sudo mv -f /System/Library/Input\ Methods/JapaneseIM.app/Contents/Resources/RomajiRule_Default.txt /System/Library/Input\ Methods/JapaneseIM.app/Contents/Resources/RomajiRule_Default_org.txt; cp -f /System/Library/Input\ Methods/JapaneseIM.app/Contents/Resources/RomajiRule_Kotoeri.txt /System/Library/Input\ Methods/JapaneseIM.app/Contents/Resources/RomajiRule_Default.txt

ということになります。
しかし、ここで残念なことには、10.9 Mavericksからシステムドメイン側のファイルをターミナルから‘sudo’で上書きしようとすると、権限がないという警告が出て上書きできないということが起きます。
詳しくは、ここ<http://wp.me/p1Cs3W-6R>で書きましたので参考にしてください。
何故か、同じことをスクリプトエディタ上でAppleScriptから”do shell script …”で実行すると通ってしまうので、AppleScriptの方も記しておきます。

do shell script “sudo mv -f /System/Library/Input\\ Methods/JapaneseIM.app/Contents/Resources/RomajiRule_Default.txt /System/Library/Input\\ Methods/JapaneseIM.app/Contents/Resources/RomajiRule_Default_org.txt; cp -f /System/Library/Input\\ Methods/JapaneseIM.app/Contents/Resources/RomajiRule_Kotoeri.txt /System/Library/Input\\ Methods/JapaneseIM.app/Contents/Resources/RomajiRule_Default.txt” user name “YourUserName” password “YourPassword” with administrator privileges

オリジナルの‘RomajiRule_Default.txt’は、名前を変えて‘RomajiRule_Default_org.txt’として保存され、‘RomajiRule_Kotoeri.txt’の複製を‘RomajiRule_Default.txt’という名前にするというスクリプトです。

▪️Path Finder.appをroot権限で立ち上げて、そこからターミナルモジュールを使ってコマンドを実行する
拙作の“Quasi_Launcher.app”を使えば、Path Finder.appをrootユーザとして起動できます。
次の図が、そのrootユーザとして起動したPath Finder.app上で、ターミナルモジュールを使ってコマンドを実行しているところです。この場合は、当たり前ですが、‘sudo’は要りません。

PF_terminal

 

▪️追記

忘れていました。
最後に、JapaneseIM を再起動しなくてはいけません。下記のコマンドを追加してください。

$ sudo killall -HUP JapaneseIM

単純にマシンを再起動してもいいです。

▪️追記2−141103

AppleScriptでアプリケーション化するとすれば、次のように書けばいいでしょう。

property UserName : ""
property UserPasswd : ""

on run
	my checkPass_Name()
	my SetMode()
end run

on checkPass_Name()
	tell application "System Events" to set UserName to name of current user
	if UserName is "" then
		activate
		display dialog "ログインユーザ名を入力してください。" buttons {"キャンセル", "設定"} default answer "" default button 2 with icon caution returning {text returned:theVart, button returned:theVarb}
		if theVart is not "" then
			set UserName to theVart
		else
			return
		end if
	end if
	if UserPasswd is "" then
		activate
		display dialog "ログインパスワードを入力してください。" buttons {"キャンセル", "設定"} default answer "" default button 2 with icon caution with hidden answer returning {text returned:theVart, button returned:theVarb}
		if theVart is not "" then
			set UserPasswd to theVart
		end if
	end if
end checkPass_Name

on SetMode()
	try
		do shell script "sudo mv -f /System/Library/Input\\ Methods/JapaneseIM.app/Contents/Resources/RomajiRule_Default.txt /System/Library/Input\\ Methods/JapaneseIM.app/Contents/Resources/RomajiRule_Default_org.txt; cp -f /System/Library/Input\\ Methods/JapaneseIM.app/Contents/Resources/RomajiRule_Kotoeri.txt /System/Library/Input\\ Methods/JapaneseIM.app/Contents/Resources/RomajiRule_Default.txt" user name UserName password UserPasswd with administrator privileges
		do shell script "sudo killall -HUP JapaneseIM" user name UserName password UserPasswd with administrator privileges
	end try
end SetMode

これをアプリケーション形式で保存すれば、起動するだけで設定できます。

■追記−150330

上記のスクリプトを少し見直して、コンパイル済みのアプリケーションとしたファイルをダウンロード出来るようにしました

ダウンロード→解凍→「.iso」ファイルをダブルクリックでマウントできますので、マウントボリューム中の「.app」ファイルを任意の場所にコピーしてダブルクリックで起動すれば、‘RomajiRule_Kotoeri.txt’を‘RomajiRule_Default.txt’に置き換えることができます。

iCloud Driveへのアップデート後、iCloudからの同期ファイルの退避

iCloud Driveへアップデートしてしまった後では、iCloud Driveのファイル共有サービスへのMacからのダイレクトなアクセスは基本的にはYosemite搭載マシンからのみとなるようで、10.9 Mavericks以前の環境からは、Safariなどのブラウザ経由で、icloud.comへログインするしか方法はないようです。

iCloudDrive_login

■10.9 Mavericksマシン上での‘~/Library/Mobile Documents’フォルダ

mobileDocFldr

図は、10.9 Mavericksで、一旦‘~/Library/Mobile Documents’フォルダの内容をすべて捨ててからマシンを再起動した後に自動的に作成された新しい‘~/Library/Mobile Documents’フォルダの内容です。起動直後には、‘~/Library/Mobile Documents/com~apple~finder’フォルダのみが生成されているだけで、プレビューほかの純正でiCloud対応のアプリケーションに対応するフォルダは、各アプリケーションの最初の起動時に自動生成されます。

taikichu

次の図は、スクリプトエディタ内から、iCloudに保存されたファイルを開くダイアログです。この“Test.scpt”というファイルは、このダイアログを開く直前に保存したものですが、実は、この“Test.scpt”というファイルはローカルの‘~/Library/Mobile Documents/com~apple~ScriptEditor2/Documents’フォルダ内に保存されてはいますが、iCloudサーバの当該ディレクトリには何もありません。つまり、10.9 Mavericksのオープンダイアログで示されるiCloudのディレクトリはローカルの‘~/Library/Mobile Documents’フォルダ内のディレクトリを参照しているだけで、iCloudサーバとは全く同期してはいないのです。

iCD2

結論として言えば、10.9 Mavericksでは、Safariなどのブラウザ経由でアクセスする以外の方法でiCloudを経由したファイルの取り扱いはできないということになります。
PagesやNumbersなどのアプリケーションで作成したドキュメントも、Webアプリケーションを使用してブラウザ上で作業したものは他のマシンからでもブラウザ経由で共有できますが、ローカルのアプリケーションからはアクセスできません。
ブラウザ以外のローカルのアプリケーション(PagesやNumbersだけでなくFinderも)からiCloudサービスを利用するためには10.10 Yosemiteが必須という、とんでも仕様となった訳です。
(聞き及んだ範囲では、Yosemiteでは‘~/Library/Mobile Documents’フォルダも内部階層を特殊表示してしまうようで、素直な階層表示はしないという話です…)

推測される結果として、Yosemiteがリリースされれば、iOS 8デバイスとYosemiteマシン、Yosemiteマシン同士の間ではiCloud Driveのフォルダ同士で同期が行われそうですが、ネットワーク間にMavericks以前のマシンが混在すると、Mavericks以前のマシンとでは同期ができないということになります。
となれば、Mavericks以前のマシンが混在する環境では、同期したいディレクトリ/ファイルをiCloudから外に出すしかないということで、何処に退避するか検討してみました。

■退避先
現在の私のメインマシンでは、どうしたことか、何度クリーンにしてからの再インストールをしてもDropboxが立ち上がらなくなっているので、最有力候補のDropboxは対象外となります。

・SugarSync
これも原因不明ですが、ログイン時に正常に起動しないことが多く、私の環境では対象にできません。
・Yahoo Box
サーバとローカルマシン間での同期といった動作ではなく、単なるストレージという正確のものなので対象外です。Mac固有のバンドルパッケージ形式はそのままディレクトリ扱いとなりますし、ファイル名に使えないキャラクタが別途なので、Macでは使えても、リネームしないと転送できないアイテムがでてくるケースが結構あります。
・OneDrive
悪くはないのですが、Mac晩のクライアントが、ログイン時にアクセスエラーを起こしたり、その都度アカウント入力を求められたりするので、優先順位は低いです。
やはり、転送時にリネームが必要なケースがあります。
・Box<https://www.box.net/ja_JP/home/>
これで上手く行かないと、実は他に候補がなかったりするのですが…
有り難いことに、上手く行きました。

今回は上記のテストくらいしかしなかったのですが、Boxの感心したところは、Dropboxとほぼ同等の拡張子対応をしているところで、「.pkg」を始めとして「.app」「.workflow」などのバンドルパッケージまで単なるディレクトリとしてではなく単一ファイル扱いで転送/同期してくれることです。
OS X以外のサーバOSで運用されているストレージにMac固有のバンドルパッケージ形式がそのまま通用するというのは有り難いものです。

▪️追補 – 14.09.30
知人の所で、Yosemite DP 8版の動作を見てきました。
iCloud Driveを利用してのファイル同期もほぼ同じような手法でできるようです。ただ、同期されるディレクトリが異なるので、設定の変更が必要となる模様です。(現状のiClouDrive.appでの設定は無効となりますので、Yosemite対応版がいずれは出るのではないでしょうか…)

iCloudから同期ファイルを退避させる

このブログ内で“iCloud”をキーワードに検索すれば<https://dodastrand.wordpress.com/?s=iCloud&submit=検索>、いくつかのトピックがヒットします。
iClouDrive.app<http://www.zibity.com/icloudrive.html>をきっかけにして、iCloudのディレクトリ同期機能を使って、常用するアプリケーションのツール、AppleScript系のスクリプトやアプリケーション・ワークフローなどを複数のOS Xマシンで同期させていたのですが、数日前から同期機能が止まってしまっていました。
そうです。iOS 8のアップデートがきっかけです。
9/18にiOS 8のアップデートがリリースされ、その際に、やってしまった訳です。iCloud Driveへのアップを。
このiCloud Driveへのアップグレードが意味するものは、英語でのサイトですが、下記が判りやすいでしょう。
・9to5mac.com
<http://9to5mac.com/2014/09/17/developers-warn-ios-8-users-not-to-upgrade-to-icloud-drive-before-os-x-yosemite-release/>
・mashable.com
<http://mashable.com/2014/09/17/icloud-drive-ios-8/>

iCloudからiCloud Driveへのサービスのアップデートに伴い、同期対象やディレクトリ構造などに大きな変更がなされてしまったようです。
いずれにせよ、ローカルの‘~/Library/Mobile Documents’フォルダ内に作られた任意のフォルダの同期は、OS X 10.9x環境のマシン間では、動作しません。

iCD

10.9 Mavericksのシステム環境設定内のiCloudにあるストレージ管理タブ上からも、‘~/Library/Mobile Documents’フォルダ内の任意の名前のディレクトリは消えてしまっています。
iCloud Driveアイコンの「その他の書類」で表示されるアイテムがiCloud Driveで共有できるディレクトリのようですが、iOS 8デバイスかYosemiteマシンからでないとアクセスできません。

■先ずは退避
正式にリリースされたiOS 8上で簡単にiCloud Driveへアップグレードできてしまうこと、そのiCloud DriveがOS X 10.9をサポートしないこと、Yosemiteは未だ正式版ではないことなど、現状の有り様については言いたいことが山ほどありますが、何を言ってももはやせんない事柄となってしまう訳で、さっさと対処策を考えた方が良いようです。
私は、同期対象をiCloud Driveから退避させることにしました。
さて、どのクラウドストレージを使うか。あまり迷う程候補はないのですが…

10.9.4がリリースされた時期から、メインマシンではDropBoxが起動できません。

‘com.apple.launchd.peruser.502[173]: ([0x0-0x6f06f].com.getdropbox.dropbox[1014]) Exited with code: 254’

というログを吐き出すだけで、プロセス自体が起動しないのです。いくつものバージョンを試してみましたが、すべて結果は同じです。もう1台のMavericksマシンでは問題なく動作しているのですが…


ということで、Yosemiteが正式にリリースされれば、またiCloud Driveに同期設定を戻すかも知れませんが、Mavericksでは当面外へ退避ということにした次第です。
多分、‘box’<https://www.box.net/ja_JP/home/>で落ち着くのだろうと思います。

ほぼ汎用の文字種変換アプリケーション“CharConvX.app”

大体のところ(常日頃といってもいい程度の頻度で)USBメモリなどに常用のツールは入れておくようにしているのですが、たまたま、なんの準備もしていない状態で顔を出した出先で作業をしなければいけなくなって、借りたマシンが納品されたばかりでほぼ出荷状態のiMacとなり、テキストの編集作業で文字種変換をどうしたものかと考えあぐねていました。
使えるエディタがテキストエディットくらいしかなく、ルータが未接続でネットへもつなげることができません。
そんな時、知り合いが有り難いツールを提供してくれました。‘CharConvX.app’です。
助かりました。
その後、帰って来てから調べてみると、神子沢明氏の作品でした<http://www5.wind.ne.jp/miko/>。

■概要
‘CharConvX.app’は、ReadMeファイルから引用すると、

サービスメニューに文字変換メニューを追加します。サービスメニューはアップルメニューの隣にあるアプリケーションメニュー内にあります。TextEdit, Mail などサービスメニュー対応アプリケーションの書類内で、選択されているテキストに対して次の変換操作が可能になります:

小文字を大文字に変換
大文字を小文字に変換
英単語のキャピタライズ
カタカナをひらがなに変換
ひらがなをカタカナに変換
全角の英数字・記号を半角に変換
半角の英数字・記号を全角に変換
ユーザが設定した任意の変換
再解釈 (エンコーディング相違による文字化けを解消)

CharConvX のウインドウ内で変換操作を行うこともできます。

ユーザ定義変換としてデフォルトでは、大文字小文字入れ替え、かな/カタカナ入れ替え、新→旧漢字、旧→新漢字、tab > space、改行削除、数字を押しつぶす が用意されています。

となっています。

service

サービスメニューに対応したアプリケーション内で、サービスメニューから使用することができる訳です。テキストエディット、CotEditor、TextWranglerなどで使用できます。
(今になって知ったのですが、mi.appはサービスに対応していないのですね)
当たり前のようにアンドゥーも効きます。

最初のリリースが2002年で、最新バージョンが2010年ですから知らなかったのが不思議なくらいですが、mi.app以外でも文字種変換ができるというのは有り難いです。サービスメニューからのバックグラウンド処理も速いですし、‘ユーザ定義変換’機能を利用することで文字種変換エンジンとしてカスタム処理が行えるのも便利です。
もっと早く知っていれば、Perlやなんやかやで、あんなことやこんなことをやったり…の四苦八苦なことをしなくて済んだのではないかと思うことしきりです。

NameChanger.appにAutomatorで選択フィルタをかけてみる

昨年9月のエントリでNameChanger.appをトピックにしたとき<http://wp.me/p1Cs3W-7F>に書いておいたと思っていたのですが、アプリケーションの紹介以上のことをしていなかったので、ここで少し補足をしておきます。

NameChanger.appでは、リネーム対象のアイテムをピックアップする方法として、
・メインウィンドウ左上の「+」ボタンをクリックして、オープンダイアログからアイテムを選択する
・Finderからメインウィンドウ内にアイテムをドロップする
という、2つの方法があります。

NameChanger1

NameChanger.appがAppleScriptに対応していれば、Finderで選択したアイテムにフィルタをかけて、例えば、画像ファイルだけを対象にするといったような使い方をすることができるのですが、残念ながらAppleScriptに対応していないのでこの方法は使えません。
しかし、ここ<http://wp.me/p1Cs3W-l>で記したように、AppleScriptに対応していないアプリケーションへファインダー項目を引き渡す方法としてAutomatorが便利な機能を持っています。
ワークフローにフィルタをかけてみることにしました。

workflow

図のように「Finder項目にフィルタを適用」アクションにオプションで実行時にアクションを表示するという設定にしておけば、ケースごとにフィルタを指定することができます。
これで、Finder上で対象となるアイテムを適当に複数選択した上でこのワークフローを実行すれば、適用されたフィルタに準じた対象だけがリネーム対象としてNameChanger.appのメインウィンドウにピックアップされることになります。

InDesignでパーレンの起こしと受けのペアを一括変換

前処理としてテキストエディタで処理できれば問題はないのですが、組み込んでから半角パーレンを全角に変換しなければならないケースは結構あります。
文字種変換ではパーレン類は変換対象ではないので<http://wp.me/p1Cs3W-8L>、選択対象を一括で変換するという方法はないようです。
となると検索/置換するしかないのですが、パーレンは起こしと受けのペアとなるので面倒です。
そこで、2回が1回になるだけでも有り難いということで、スクリプトを書いてみました。

tell application "Adobe InDesign CC"
	activate
	set SelectedStrngs to the selection
	if SelectedStrngs is not {} then
		set {find grep preferences, change grep preferences} to {nothing, nothing}
		set find_replaceStrList to {{"[ ]?\\(", "("}, {"\\)[ ]?", ")"}, {"[ ]?\\[", "["}, {"\\][ ]?", "]"}}
		set case sensitive of find change text options to false
		set include footnotes of find change text options to false
		set include hidden layers of find change text options to false
		set include locked layers for find of find change text options to false
		set include locked stories for find of find change text options to false
		set include master pages of find change text options to false
		set whole word of find change text options to false
		repeat with i in find_replaceStrList
			set find what of find grep preference 1 to (item 1 of i) as string
			set change to of change grep preferences to (item 2 of i) as string
			--set FoundChar to find grep SelectedStrngs
			change grep SelectedStrngs
		end repeat
		--
		set {find grep preferences, change grep preferences} to {nothing, nothing}
		display notification "終わりました。" with title "完了"
	else
		display notification "文字列を選択してから実行しましょう。" with title "注意!"
	end if
end tell

単純にループしているだけですから、‘find_replaceStrList’リストに付け加えれば何種類でも一括変換できます。

注記)エラーがでることがありますが、同じスクリプトを繰り返し動作させるとエラーなしで処理できてしまいます。なんなんでしょうか?
今回、エラーダイアログのキャプチャーを載せたいと思って試したところ、何度やってもエラーがでないので諦めましたが、これも謎です。