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macでFLACも音量調整したい?

MP3やaac(m4a)などはこのエントリで一応の決着はついていたのですが、最近入手するファイルの種類がFLACであることが多くなってきました。代表的なロスレスフォーマットですから、音質的には有り難いのですが、Playerの制約で諦めていたロスレスフォーマットが殆どのPlayerで当たり前に再生できてしまう環境になってきたのですね。
となると、‘aacgain’に該当するような機能のFLAC対応ツールが欲しいところです。

iTunesを使えばいいじゃない?

あっさりと知人にそう言われたのですが、私はiTunesの呪縛から逃れたいからあくせくしているのであって、今更面倒なiTunesを使いたいわけではないのです。
調べてみると、‘aacgain’に該当するような技法として‘ReplayGain’というものがあるようなのですが、macで動作するツールはほぼ全て(?)iTunesのライブラリありきのようで、個別にサウンドファイルをスキャンしてくれるタイプは見つかりませんでした。

‘ReplayGain’について

以下のサイトを参考にしました。

https://plaza.rakuten.co.jp/wizardofstarlite/diary/201405030000/
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1369998718
http://foobar2000.xrea.jp/index.php?Replaygain%20つかいかた

結局、foobar2000に行きつくようですね。

諦めるか?

foobar2000にmac版があればいうことないのですが、まあ、待っていても無駄なような気がします。他に‘ReplayGain’ scanができるツールがないものかとかなり探しましたが、やはりダメかなとあきらめかけたところで、知人から‘beaTunes5.app’を教えられ、2週間のトライアル期間があるようなのでダウンロードしてみました。確かに‘ReplayGain’に対応しているようです。が、しかし、私が求める方向性とは違っているようで、何ら便利に感じられません。半端ない“これじゃない”感満載です。いや、優秀なアプリだろうことは分かるのですが、私が少数派なのも理解しますが、….。

“逃げ道”を思いつきました。

“逃げ道”というか、何というか。

‘ReplayGain’のscanをmac上でやろうと思っていたのですが、何で“mac上で”なのでしょう?別に、macでサウンドファイルを再生(play)するわけではないのです。再生は携帯端末で、iOSは使いたくないな、というのが私の狙っている道筋なわけで、携帯端末上でscanとplayができるツールを探せばいいのでは?ということです。

なんだか勘違いなのでした。

携帯端末上で‘ReplayGain’のscanとplayができるツールを改めて探すことにしました。‘Poweramp’も購入までしてみたのですが、再生時に‘ReplayGain’のメタタグを利用できるようですが、scanには対応していないようです(使い方が分からなかっただけかもしれません…)。
で、結局、foobar2000のモバイル版に行き着くわけです。

http://mobile.foobar2000.com/
http://foobar2000.xrea.jp/index.php?foobar2000%20mobile

一件落着

scanは、携帯のそんなに高くはないハードウェアスペックで遅いのではないかと案じていたのですが、思ったより速く感じました。まあ、それなりにはかかりますが。

携帯端末にデータを移す前に、macで音量調整を先に施すという考え自体が勘違いであったわけで、携帯端末上で音量調整をしてしまえばいいという、何とも締まらないオチでした。
ということで、割と長く使ってきた‘MacMP3Gain.app’の登板機会は失われたようです。

言い訳とお詫び

このエントリに、mac上で‘ReplayGain’のscanとplayができるツールを期待された方には申し訳ないような結論であります。
当面、私の環境ではデジタルメディアサーバーやデジタルメディアレンダラーなどの役割をmacに担わせるつもりはないので、今後の話の展開はないものと思ってください。

 

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macでmp3、AAC(m4a)をノーマライズする

世の中はハイレゾへまっしぐらの感があるのですが、私は今更ながらmp3、AAC(m4a)をBluetooth経由でといったプアオーディオをまっしぐらであります。
最近はアルバム単位でプレイリストを作ることもなくなってきて、殆どシャッフルでかき回しているので、曲間のボリューム(音量)の落差が気になってきました。
iTunesで一元管理され(し)ている時にはiVolumeを使っていたのですが、曲単位でスケールファクターを変更できるものは、波形編集できるタイプのソフトを除けばほぼ‘mp3gain(エンジン)’をバインドしたGUIラッパーが多いようです。
幾つか検索結果に出てくるのですが、Mac版は意外と多くないようです。
候補はこんなものでしょうか。

<http://alternativeto.net/software/mp3gain/?platform=mac>

MP3Gain Express for Mac OS XとMacMP3Gain-2.1

その中で“MP3Gain Express for Mac OS X”というのを試してみました。

mp3gain1

ウィンドウ内に対象ファイルをドロップして指定する操作方法は簡便で使いやすいものです。
ただ、残念なのは対象ファイルがmp3に限定され、AAC(m4a)ファイルを処理できないという点です。
もう少し調べてみると‘aacgain’というコマンドラインツールを使用しているものを見つければ、mp3ファイルだけでなくAAC(m4a)ファイルも処理できそうだということがわかりました。
見つけたのが、“MacMP3Gain-2.1”というものです。

macmp3gain_window

AppleScript Studioで作られたGUIラッパーのようで、ドラッグ&ドロップをサポートしていない点が少し残念ですが、機能的には十分です。
バインドしている‘aacgain’のバージョンを見てみると、1.4.6の‘mp3gain’をベースにした‘aacgain’1.7.0バージョンとなっています。

実は、‘aacgain’1.9.0というバージョンが、”MP3Gain Express for Mac OS X”のページに掲載されているのですが、GUIを持たないコマンドラインツールとしてのみの掲載となっています。
<http://projects.sappharad.com/mp3gain/aacgain_19_mac_cmdline.zip>
コマンドラインツールとしてのマニュアルはこのページにあります。

‘aacgain_19_mac_cmdline’をAutomatorで使ってみる

‘aacgain’1.9.0を上述の”MacMP3Gain-2.1″にバインドされている1.7.0と差し替えるという方法も考えたのですが、これは最後の手段として、Automatorを使ってスクリプトメニューから起動できるワークフローにしてみることにしました。

automator_aacgain

  • コマンドラインツール‘aacgain’をアプリケーションフォルダへ入れる。
    (図ではアプリケーションフォルダですが、パスを指定しておけばどこでもいいわけです。システム管理領域に置くこともないわけですし…)
  • 図の設定でワークフローとして保存し、スクリプトメニューから実行できるようにワークフローファイルを配置する。
    (例えば、‘~/Library/Scripts/Applications/Finder/’)
  • Finder上で、ノーマライズしたいサウンドファイルの入ったフォルダを選択してから、このワークフローを実行する。

この例では、Finder項目としてフォルダを選択してから実行するようにしていますが、直接ファイルを選択して実行したい場合は、“フォルダの内容を取得”アクションを外せば、選択されたファイルを対象とすることができます。
コマンドオプションとして‘-p’を使っていないので、元ファイルの修正日が変更されます。日付を変えたくない場合は‘-p’オプションを使ってください。その他のオプションについては、上記のマンページを参照してください。

ついでにMacMP3Gain 2.1に‘aacgain’1.9.0をバインドしてみる

Automatorのワークフローで機能的には十分かとも思いますが、思い立った以上、MacMP3Gain 2.1に‘aacgain’1.9.0をバインドして、MacMP3Gain 2.1のGUIをそのまま使えるようにしてみました。

macmp3gain_bind

‘aacgain’1.7.0バージョンが「aacgain.i386」という名前でバインドされていますので、これを念のため「aacgain.i386_org」と名称変更し、同じ“Resources”フォルダ内に‘aacgain’1.9.0バージョンをコピーして、「aacgain.i386」と名称変更します。
これだけです。