Backuplist+8.4にrsync 3.1.0をバインドしてみる

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OS X 10.9 Mavericksでも、‘/usr/bin/rsync’のバージョンは2.6.9のままです。Backuplist+8.4<http://rdutoit.home.comcast.net/~rdutoit/pub/robsoft/pages/softw.html>にバインドされているrsyncは3.0.9となっています(‘/Applications/backupList+.app/Contents/Resources/RsyncBuilds/rsync’)。本家<rsync.samba.org>を見るとrsync 3.1.0が最新バージョンとなっていました。
3.0.9で不都合が出ている訳ではなく、また、3.1.0への変更内容(<http://rsync.samba.org/ftp/rsync/src/rsync-3.1.0-NEWS>)が格別私の使用環境に影響するようでもないのですが、そこはそれです。通常に‘/usr/bin’あるいは‘/usr/local/bin’にインストールするだけでなく、Backuplist+8.4にバインドされているものを、rsync 3.1.0に置き換えてみました。

先ずは、rsync-3.1.0本体とパッチをダウンロードしてきます。
<http://rsync.samba.org/ftp/rsync/src/rsync-3.1.0.tar.gz>
<http://rsync.samba.org/ftp/rsync/src/rsync-patches-3.1.0.tar.gz>

■パッチの適用と、コンパイル、インストール
先ず、rsync-3.1.0.tar.gzを解凍して、rsync-3.1.0フォルダをデスクトップなりホームなり分かりやすい場所に置きます。
そして、rsync-patches-3.1.0.tar.gzも解凍し、中のpatchesフォルダをrsync-3.1.0フォルダの中に移動しておきます。
次に、ターミナルを起動して、cdコマンドでカレントディレクトリをrsync-3.1.0にします。例えば、

$ cd ~/Desktop/rsync-31.0

次に、Mac OS Xのメタデータを保護するためのパッチを適用します。

$ patch -p1 <patches/fileflags.diff
$ patch -p1 <patches/crtimes.diff

もう1つ、
hfs+ compressionのためのパッチを適用します。

$ patch -p1 <patches/hfs-compression.diff

そして、Configureしてmakeしてinstallです。

$ ./prepare-source
$ ./configure
$ make
$ sudo make install

これで旨く行けば、次にバージョンを確認します。

$ /usr/local/bin/rsync –version

無事3.1.0と表示されればOKです。

このインストールでは、rsyncは‘/usr/local/bin’に配置されるはずです。デフォルトの2.6.9は‘/usr/bin’にありますので、そのままの配置で3.1.0を呼び出すのであれば、‘/usr/local/bin/rsync’でパス指定する必要があります。2.6.9を名称変更して、3.1.0を移動し、‘/usr/bin/rsync’としてしまう方が簡単でしょう。

■Backuplist+8.4の‘rsync’を3.1.0に置き換える

$ cp -f /usr/local/bin/rsync /Applications/backupList+.app/Contents/Resources/RsyncBuilds/rsync

これで、Backuplist+8.4のデフォルトの動作は3.1.0で動作することになります。
デフォルトのオプション” -aHAXN –fileflags –protect-decmpfs –force-change –stats”でバックアップしてみたところ、3.0.9よりも”-X”での拡張属性の転送エラーが減っているようです。

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