DirSync Pro 1.4.x—part 1

DirSync Pro<http://www.dirsyncpro.org>を使い始めたきっかけは、OS X 10.5-6くらいの時期に、当時のレスポンスのあまり良くないNASに、10ユーザくらいのバックアップをrsync2.xを使って、crontabで夜中に稼働させていたのですが、NASとrsync双方の処理が追いつかなくなってきたので、より速いバックアップツールが欲しくなって試したものでした。バージョンは1.3xだったと思います。

DirSync ProはJavaベースのクロスプラットフォームアプリケーションで、インターフェースはJavaベースのアプリケーションにありがちなものです。FileZillaですら見たくもないという知人がいますので、人によっては受け入れ難い部類なのでしょうが、個人的にはこういったクロスプラットフォームのインターフェースはそれなりに許容範囲です。

今回は、安定バージョンが1.4.6なのですが、プレリリース版として1.4.7a8がありましたので、それを使ってみます。
DirSync Pro は、何処から手をつければいいのか困惑する程にオプション満載です。Java環境が必要だという点もケースによっては導入しづらいでしょう。数々のオプションを使いこなすためには、多少の手間を必要とするでしょうが、カスタマイズの多様性と処理スピードに納得できればなかなか捨て難いところがあります。
ここで、シンクロナイズという点から、どういった内容での同期が出来るかDirSync Proのプルダウンメニューを見てみましょう。

131119

■DirSync Proの基本的な同期モード—
同期ツールを使うということは、差分/増分のみを効率的にバックアップできるということが一番のメリットでしょう。

  • Mirror A -> B (incremental):

同期コピーといっていいでしょう。
新たに追加更新されたファイル/ディレクトリをDir A -> Dir Bにコピーします。例えばDir Aのフォルダ内にX’、Y、Zというファイルがあり、Dir BのフォルダにX、Wというファイルがある場合、同期コピーを行うとDir BはX’、Y、Zというファイルになります(ファイルWは消去されます)。結果として、Dir BのフォルダをDir Aのフォルダと同じになるようにコピーします。

  • Mirror B -> A (incremental):

Dir AとDir Bが逆向きになっています。

  • Synchronize A <-> B (incremental):

先ずMirror A -> Bをやって、次にMirror B -> Aをやるという双方向の同期です。
例えばDir Aのフォルダ内にX’、Y、Zというファイルがあり、Dir BのフォルダにX、Z’、Wというファイルがある場合、双方向コピーを行うとDir A、Dir BともにX’、Y、Z’、Wというファイルになります。
ただし、conflict resolution modeでコンフリクトしたファイル/フォルダの保存方法をオプション設定することが出来ます。
いずれにせよ、Dir A、Dir Bは同じ内容になります。

  • Synchronize A <-> B (custom):

双方向の同期ですが、いくかのオプション設定でカスタマイズするモードです。

  • Backup A -> B (full):

Dir A -> Dir Bに内容を全てコピーし、一致させるモードです。

  • Restore B -> A (full):

Dir AとDir Bが逆向きになっています。上のフルバックアップの復旧版ですね。

  • Contribute A -> B (incremental):

いわゆる追加コピーになり、Dir AのファイルをDir Bのフォルダに追加でコピーして行きます。例えばDir Aのフォルダ内にX’、Y、Zというファイルがあり、Dir BのフォルダにX、Wというファイルがある場合、追加コピーを行うとDir BはX’、Y、Z、Wというファイルになります。
Dir Bで削除されるものはありません。

  • Contribute B -> A (incremental):

Dir AとDir Bが逆向きになっています。

  • Synchronize A -> B (custom):

Dir A -> Dir Bの片方向の同期モードですが、この設定では、全てのタブが有効になりますので、多様なカスタマイズが出来ます。

  • Synchronize B -> A (custom)

Dir AとDir Bが逆向きになっています。

動作スピードも速い部類です。豊富なオプション機能など、複雑なパターンの同期が必要な時には強い味方となってくれます。

OS XのJava 6からJava 7へアップデートしてから、ディレクトリ選択ダイアログ内で、システム、ライブラリ、書類など‘.localized’ファイルで翻訳される予約語は表示されますが、その他の日本語名を持ったフォルダは表示すらしてくれなくなってしまいました。ファイルのコピー時にはしっかりUTF-8対応している訳ですから、残念な思いを抱きつつ、暫く使用をやめていたのですが、ここに書いたようにJava 7の環境変数を「ja_JP.UTF-8」に変更すればOKというが分かりましたので、暫く使ってみようと思います。

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中